マレーシア東海岸鉄道プロジェクト
マレーシアの東海岸鉄道 EAST COAST RAIL LINK (ECRL) プロジェクトが予定より早く進んでいると運輸相が先月に発表しました。
ECRL線は東海岸のクランタン州からトレンガヌ州、パハン州を縦断した後、西海岸のクランバレーを結ぶ全長665kmの鉄道で2026年末に完成予定です。
2027年よりクランタン州のコタバル駅(Kota Bharu)から セランゴール州のゴンバッ駅(ITT Gombak)の区間が運航を開始予定で、ゴンバッ駅からポートクラン駅(Jalan Kastam / Port Klang)の区間は2027年中に完成予定とされています。
最高時速は160kmでコタバル駅からポートクラン駅までの所要時間は約4時間、そのため現状車で7時間は掛かることから大幅な時間短縮が見込まれます。
運輸相は、ECRL線を通じて南シナ海とマラッカ海峡を直接結ぶことで、国のインフラサービスが貨物および旅客輸送部門に利益をもたらすことを期待しているとも述べました。
出典:Malaysia Rail Link公式サイト「ECRL Alignment」より(https://www.mrl.com.my/en/ecrl/alignment/)
* 地図や路線等の詳細は上記より確認いただけます。
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