投資家パス / Investor Pass の導入
2025年4月1日より、外国人投資家向けの長期ソーシャル・ビジット・パス(通称:投資家パス / Investor Pass)が導入されました。
こちらはビジネス訪問者または外国人投資家の円滑な活動を目的としたマルチエントリービザです。
投資機関または関連当局を通じてマレーシアへの投資を行っている方もしくは行う予定のある方が対象となり、6カ月間の滞在が可能です。
(諸条件によってはさらに6カ月間延長することも可)
申請可能な対象者(18歳以上):
1. 新規投資家
2. 投資のため手続き中の投資家:マレーシアへの投資に関心があり、現在政府と交渉中もしくはMIDA(マレーシア投資開発庁)にプロジェクト認可を申請している投資家。
3. 既存投資家:マレーシア企業もしくはマレーシアに法人のある外資系企業への投資実績のある方。
(既存投資家のカテゴリーは、MIDAの管轄下にある製造業と特定サービス業にのみ適用。)
※申請者の具体的な役職は、創業者、取締役、株主、経営幹部等の最高幹部レベルとなります。(マレーシア企業の雇用下にない方に限る)
かつ以下を保持していること:
A. 出身国または他国での事業プロフィール
B. 事業・投資のオファーレター
C. 投資を行っていること
これまで外国人投資家には、出身国に応じた14~90日間のソーシャル・ビジット・パス(いわゆる観光ビザ)しかありませんでした。
しかし、今回の投資家パスではより長期の滞在が可能となり、投資案件の管理がしやすくなると政府は利点を強調しています。
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