中国(中華系マレーシア人も同じく)ではこの旧正月が1年で最も重要な祝祭日とされており、新暦のお正月(1月1日)よりも盛大に祝われます。
旧正月は旧暦に基づく祝日のため、現代で使われている太陽暦ではなく太陰暦で決められ、毎年日付が異なります。
※太陽暦:太陽の動きを基準にした暦
※太陰暦:月の満ち欠けを基準にした暦
また旧正月におけるお祝いの代表として、爆竹や花火があります。
これは災いをもたらす想像上の生き物(ニェン)を大きな音を鳴らして追い払ったという伝承に由来しているそうです。
そして、赤がラッキーカラーとされおり、赤に彩られ身につけるもの(車を一時的に赤でラッピングする人もいます)も赤に統一されることが多いです。
ショッピングモールやコンドミニアムのロビー、また玄関などに赤い提灯が掲げられたりもします。
日本のお正月と同じように家族で過ごす方が多く、お年玉のようなものをあげる習慣もあります。
この時期に買い物をすると、多くのお店からお年玉袋にあたる紅包(アンパウ)をもらえることが多いです。
※袋のみでお金は入っておりません。。
マレーシアでは大きく分けて3つの民族があり、それぞれの習慣やお祝い事があります。
そのためマレーシアは祝日が多いです。(おおよそ日本と同じ)
日本のように単一民族の環境ではなく、マレーシアでは3つの民族が互いを尊重しながら共生しています。
互いを尊重すること、違いを認めること、そのような力を養うためにマレーシアがお子様の留学先候補となる一つの理由ではないでしょうか。