マレーシア航空委員会は6月19日、今年第1四半期(1~3月)の国内の航空旅客数が前年同期比123.6%増の1940万人に達したと発表しました。
国境の全面再開により国際線の旅客数が激増したことが理由と説明し、旅客総数は2019年水準の73%まで回復したとも指摘しています。
またクアラルンプール国際空港(KLIA)の大規模な増設や改修工事が、2026年に開始予定だと運輸相が国会で述べました。
KLIAターミナル1の年間の取り扱い可能収容人数は3,000万人、ターミナル2は4,500万人で設計されているが、ターミナル1では2030年、2では2030年以降に上記人数に達する見込みのため、取り扱い可能収容人数が90%に達する2026年頃には、増設や改修工事を始める方針だと同相は説明しました。