MM2Hビザの再開と新条件の発表
※2024年4月現在 MM2Hの新規受付は停止されております。
新しい条件の発表と申請受付待ちとなります。
↓以下は旧条件となります。
去年から新規申請が停止されていたマレーシアマイセカンドホームビザ(MM2H)が今年10月から新規受付を開始すると政府からアナウンスがありました。対応はマレーシア入国管理局(JIM)が行うとのことです。
新規の申請条件は以下となります。
①マレーシア滞在日数
旧:0日でもOK
→新 : 累積90日以上
②月収の条件
旧:マレーシア国外の収入が月額RM10,000 以上
→新:マレーシア国外の収入が月額 RM40,000以上であること
③マレーシアで必要な定期預金の金額
旧:50歳以上がRM15万、50歳未満がRM30万
→新:RM100万
※条件を満たせば50%まで引き出し可能
④申請できる年齢
旧:20歳以上から申請可能
→新:35歳以上から申請可能
⑤ビザの期間
旧:10年間(更新可能)
→新:5年間 (更新可能)
⑥保有資産の証明必要額(流動資産)
旧:50歳以上がRM35万、50歳未満がRM50万
→新:年齢関係なくRM150万
⑦ビザの料金
旧:RM90 / 年
→新:RM500 / 年
⑧ビザ発行の事務手数料
旧:なし
→新:RM5,000 (+被扶養者は RM2.500/人)
⑨ビザの更新
旧:定期預金の更新と健康診断
→新:申請時の条件を全て満たしている事
※更新時に条件を満たしていない場合は1年間の猶予期間あり
⑩その他条件
・MM2H保持者の人数がマレーシアの人口の1%を超えないこと
・犯罪歴のある人は申請できない
・申請手続きはすべてオンライン化される
上記の通りかなり厳しい条件となります。これですとリタイア後の方で条件を満たすことは難しいと考えられます。この改定が不動産市況にどこまで影響を与えるかは分かりかねますが、良い影響を与えるものではないことは間違いないです。今後各所からの反対によって改定される事もあるかもしれませんので注視していきたいと思います。
*新着
・9/1 に政府はMM2Hの新条件の変更を再検討すると発言しております
・11/1 時点で新条件での申請再開には至っていません
・11/14 現在は政府からの正式な発表待ちの状況となります
・2022年に入り、新条件で承認が始まったとのことです。今後変更(緩和)があるかは不明となります。
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