スイスの開発研究所(International Institute for Management Development = IMD)が発表した2024年スマートシティランキング(Smart City Index)によると、クアラルンプールは世界の調査対象142都市中73位となり、前年の89位から順位を上げました。※東京は86位
スマートシティランキングとは、世界各地の主要都市で市民に対する聞き取り調査を実施し、インフラやテクノロジー、教育、雇用などの分野を評価しランク付けしているもので、IMDがシンガポール工科デザイン大学と共同で発表しているそうです。
クアラルンプールでは交通渋滞、汚職といった項目が懸念される問題との結果となりました。
一方で、雇用や教育の項目においては東京の評価を上回り、オンライン上での求人リストのアクセシビリティが仕事を見つけやすくしている点などに優位性があるとし、職場や学校等でのマイノリティに対する受け入れ態勢への評価がされているようでした。