銀行融資に関して


 

マレーシア不動産購入時の銀行融資利用に関して説明しています

マレーシアでは途上国では珍しく外国人でも融資を受ける事が出来ます。日本の銀行は通常海外の不動産には融資しませんので、現地の銀行を利用する事になります。以前と比べて審査は厳しくなりましたが、一定の給与収入がある方は物件価格の50%程度は融資を受ける事ができ、最大で60%となります。借入期間は(65ー年齢)か30年のいずれか短い方となります。ビザを所有していると審査に通り易くなる且つ銀行の選択肢が広がります。


 

銀行への提出書類

銀行の審査で通常以下の書類の提出が必要になります。

・不動産の買付申込書(LO)
・パスポートのコピー
・マイナンバーカードのコピー
・ビザのコピー(所有されている方)
・給与明細(3~6ヵ月分)
・給与の入金が確認できる銀行口座の明細
・源泉徴収票と納税証明書
・医者や弁護士の場合はその証明書
・その他銀行から指示された書類

※上記の書類は全て英語の書面での提出が必要となります。



 

審査期間

銀行によって違ってきますが、早いところだと全ての書類を提出してから数日で結果が出ますが通常は2~3週間程度かかります。


 

ローン契約の流れ

①銀行から発行されるオファーレターに署名します
 ※融資の内容が全て記載されている非常に重要な書面となります
②弁護士が作成した契約書類に署名
 ※マレーシア現地もしくは日本のマレーシア大使館にて
③物件代金の内の自己資金分を支払った後に銀行が売主に代金を支払います



 

ローンの返済

毎月の返済方法は銀行によって変わってきます。
日本と同じように普通口座から毎月一定額が差し引きされる場合は分かりやすいですが、ローン口座と当座口座が一体型の場合は少し注意が必要となります。この場合は毎月ご自信で必要額をローン口座に振り替えする必要があります。
詳しくは銀行担当者または不動産仲介者にご確認ください。



 

その他良くある質問


Q1:ノンリコースローンかどうか 
A : リコースローンになります

Q2:返済方式は?
A:元利均等返済方式となります

Q3 : 金利は変動?固定?
A :変動金利となります。外国人はまず固定金利で融資を受けれません。

Q4:金利はどのくらい?
A:2024年2月時点で
 4.3% - 4.6% 程度となります。
  

Q5:金利が変動する可能性はありますか?
A:中央銀行のBLRは良く変動するため、数年で金利が上昇(下降)する事は良くあります。




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