中国人のマレーシア不動産需要が拡大とその背景

近年、マレーシアの不動産市場で中国人購入者の存在感が急速に増しています。
不動産テック企業Juwai IQI Holdings (ジュワイIQI)によると、
中国から寄せられる海外不動産の問い合わせのうち
マレーシア宛ての割合は2026年上半期に7.3%となり
2025年の4.5%、2024年の2.8%から急上昇しました。
中国における海外不動産購入国ランキングの現在の順位は
タイ・オーストラリア・英国に次ぐ4位に浮上し、2025年の6位から順位を上げたかたちとなります。
2025年上半期だけで、中国人による住宅不動産投資は8億3,500万リンギに達し、
これはマレーシアの外国人による不動産投資全体の約51%を占める規模です。
これまで中国人の購入者は、資産分散を目的とした海外投資として不動産を買うケースが中心でしたが
近年は購入目的が変わり、実際にマレーシアへ移り住む駐在員や、その家族による購入が増えています。
背景にあるのは、教育や生活環境への関心の高まりです。
特に国際学校が集まるモントキアラやデサ・パークシティ、そしてペナンといったエリアが人気を集めています。
長期滞在型ビザ「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)」も、この流れを後押ししており、
申請者の半数以上を中国人が占めているとのことで、教育・生活環境・長期滞在の選択肢としてマレーシアを選ぶ中国人家族は、今後も増えていきそうです。
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